税とは、どのようなものでしょうか。良いイメージを持つ人もいれば、悪いイメージを持つ人もいると思います。私は税についてあまり詳しくなく、どのように使われるかなども気にしていませんでした。
　私達のような子供の身近な所に消費税があります。食べ物や文房具などを買う時、レストランなどで食事をする時など、様々な所で私達に関わってくると思いました。さらに、２０１９年１０月から消費税が１０パーセントに増税され、話題になりました。私の家では、増税される前に買い物へ行き、消耗品を多く買いました。私の家以外にも同じようにした人が多かったようです。
　税について、さらに詳しく知りたいと思い、税務署で働いている私の伯母に話を聞きました。税金は、道路や公園、図書館などの公共施設の整備、警察や消防、市町村のゴミの処理、子供の医療費、小学校や中学校の教科書や実験器具、体育用具など、様々な使われ方をしています。さらに、公務員の給料も税金であると聞きました。私は、生活の中に税が深く関わっていること、そして、子供も税に関わっていることを知り、とても驚きました。特に子供の医療費が税金で賄われていることに驚きました。私には５歳の弟がいます。弟はよく風邪をひくので、病院に行く機会が多いです。私も病気になれば病院に行きます。それらが税金で賄われていると知り、とても有難いと思いました。子供の医療費だけでなく、新型コロナウイルスのワクチンも公費によって無料になっています。公費のもとは、私達が納めた税金です。ここでも税金が関わっています。改めて考えると、私達の生活の様々な面で税が関わっていることを実感しました。
　しかし、税金について良く思わない人もいるそうです。それは、ニュースで報道されるのが、税金の不正に関するニュースだからだろうと伯母は言っていました。実は自分達の生活に関わっていて、助けられているということを知れば、悪いイメージを持つ人が少なくなるのではないかと思います。
　これから先、少子高齢化が進み、２０４０年にピークを迎えると言われています。それによって、私達が税金を納めることが大変なことになるのではないかと言われています。若い人達が少なくなるということは、働き手の人口も少なくなるということです。大変になるかもしれないけれど、良い使われ方であることが分かれば、積極的に税について関心を持ち、良いイメージになると思います。
　納めれば納めるほど、生活が便利に、豊かになる税。私にはまだ、難しい所もありますが、大人になっても税について関心を持ち、しっかり納めようと思いました。自分が税金を納めることによって、自分や他の誰かが幸せになれると嬉しいです。