今年の夏は今までとは違う、とても暑い夏でした。気温が高く、クーラーをつけている時間が今までの夏より長く、節電をしようと考えていましたが、あまりできませんでした。また、突風、竜巻き、ひょうの被害が今までより多かったと思います。私の家にもゴルフボール大のひょうが降り、車に傷が付いてしまいました。私の住んでいる所だけでなく、世界中が異常気象になっているニュースをよく耳にします。国連のグテーレス事務総長は「地球沸騰化の時代が到来しました。」と警告しました。私はひょうが降ってきた時、 ひょうが窓に当たる音や庭がひょうで雪が降った様に白くなる景色がこわかったです。そのため、自然環境に税金を使ってほしいと思ってます。私の住む群馬県の税金について調べたら、「ぐんま緑の県民税」という税金を見つけました。ぐんま緑の県民税とは、豊かな水を育み、災害に強い森林づくりを目標にして、里山や平地林等の森林環境を改善し、安全・安心な生活環境を創造する税金です。群馬県は関東一の森林県です。群馬県の面積の3分の2は森林です。群馬県の森林の特徴は首都圏の水がめです。群馬県の森林は約12億トンもの水をたくわえることができます。
　私はこの「ぐんま緑の県民税」で災害に強い土地にしてほしいと考えます。森林の根は地中深くに入りこむことで、雨で土砂が崩れたり流れ出たりするのを防いでくれるからです。また、地球温暖化を防止してほしいと考えます。森林は地球温暖化の原因となる大気中の二酸化炭素をたくさん吸収してくれるからです。「ぐんま緑の県民税」は森林の手入れ不足を解消してくれます。現在、国産の木材があまり使われなくなり、木を植えた後の手入れが不十分な森林があります。手入れがされない森林では、木が混み合い、木や根の成長が悪くなり、風や雪で木が倒れやすくなります。
　このように「ぐんま緑の県民税」は、今私が一番支持する税金です。温暖化によってなる異常気象を減らすために森林の多い群馬県に必要な税金だと考えます。このような税金がもっと増えてほしいです。